YFE
°~Miss Isabel~°

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翻訳担当より、日本の皆様へ

あくまでこの翻訳は翻訳者一個人の受け取り方であり、筆者であるMiss Isabelの感性的な部分が完全に訳されているとは翻訳者自身も考えていません。書き物は書き手の感性で創造されているものであり、読み手がそれをどう受け止めるかを一個人の感性では判断できないものだと翻訳者自身も考えています。日本語訳はあくまで参考程度です。英語を読める方は彼女が書いた
英文を読み、あなたなりの解釈をあなたの中に持たれることをお薦めします。

 

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ハイ、大事な友人のみんな!

なんて週だったのかしら!ほんとにおかしくなっちゃいそうな。まさに現在進行形の「さあ新しいこと始めるぞ」的な新しいノリが発生してるの。パソコンやみんなとのこの絆から離れて、楽器とマイクを手に取るのが難しいってわたしたちは知っている。一年前にこんなこと予測した人はいたかしら?わたしは無理!今は、みんなの愛と、みんな一人一人が情熱的に参加してくれるおかげで、わたしたちはやる気になり、正しいヴィジョンと目標を得られるの。もうすぐみんなに会い、ライヴをするなんてただ信じられないわ。今週末は、トロントとモントリオールでのVans Warped Tour*で演奏するの。ここを見回してみたら一目瞭然なようにね。

ジェフは、今までになく生き生きしているわ。クリスマス前の子供のように笑顔を振りまいて、笑い転げて、跳び回っている。彼はここ何ヶ月かはずっと、みんなの一人一人への返事を書くのにかかりきりで、時間も愛も睡眠不足も忘れるくらいだったけど、今は再びギターをいじる機会ができつつあるの。彼は音楽に戻る事が、別の方法でみんなを感動させ手を差し伸べることになるんだってわかったてるから。かれは有頂天よ!でもMySpaceを止めることは決してないわ。彼はみんなのためにそこにいたいという熱い思いを持ってて、みんなのコメントやメッセージから栄養をもらってるから。だから彼を痩せさせないでね(笑)!

チャールズはとても嬉しそう。彼が下着以外なにも着ずにYFEピットでマシーンのようにドラムを叩いて汗だくになってるのはご存知でしょ(笑)。みんなはそこにいたいよね(笑)? チャールズがバンドに最後に加わったメンバーでも、そこは彼をいつも待っててくれる彼のための場所なの。すばらしいことだわ。ベンは、チャールズと“プロレスごっこ”を楽しんでるの。彼ら曰く、お互いふざけあうのがすきなだけ。見ててとってもかわいらしいわね。

ベンは、ライヴの準備を始めるときになったら再びたくさんの責任を背負うことになる。彼は、サンプル音(パソコンに入っている短い音すべて)を準備しなきゃならないし、EP以上のエモーションとクオリティを持ったライヴを届けることができるか、少し心配になっていた。彼は、完璧主義者で、実は、曲を完璧に歌えるようにボイストレーニングを受けるようにわたしに言ってきたの(笑)。ありがとう、ベン;)ベンも首をストレッッチしてライヴに備えないとね。ヘッドバンギングは彼の場合とっても危険だからね(笑)!

セフは演奏の時はとても真剣になる人。ジェフをちゃんと見ながら、2本のギターを完璧に合わせるの。今日、彼はギターのチューニングを完璧にしてくれって言って、カヌをオロオロさせちゃったから、カヌはギターのストラップをセフのおでこにぶつけちゃったの(笑)!あいた〜!かわいそうなセフ(笑)!ライヴは続くけど、みんなの街では顔面に気をつけるようにするわ(笑)。

アレックスはこまごましたことすべてに細心の注意を払っている。彼はすべてを完璧にしたいし、シンガーであることに集中している。こう言うとちょっと変だけど、去年のアレックスは、ソングライターであり、みんなの兄であり、父であり、思想家であり、パートナーであり、模範となる人間であり、みんなのインスピレーションでもあったの。今でも彼は、そのすべてに違いないし、しかもシンガーなの!わたしが思うに、アレックスはちゃんとしたライヴをしようとプレッシャーを感じているけど、自分を支えてくれる人の存在を感じたり、彼の情熱の源であるみんなに会えるということで一番ワクワクしているわ。ステージのまん前でみんな目を見て、みんなの声を聞くことに…

最後にわたしだけど、間違いなく緊張しているわ。この2つのライヴはとても重要なの。新しいYFEビジネスチームのメンバーが初めてわたしたちのライヴを見に来るから(だから彼らが逃げないようにしないとね(笑)!)というだけじゃない。モントリオール出身のバンドが巨大なファンベースを持ってて、大騒ぎになっているからというので、たくさんの他の音楽業界の人たちやレポーターが来るからなの! だから、わたしたちはその騒ぎを絶対止めたくないの。けど、わたしたちの身をこんなにも熱くしているのは、みんなに会うことができるということよ。精一杯のわたしを、ベストなボーカル・パフォーマンスを見てほしいと思って緊張するの。と同時に、みんなのためを思うわたしの心を深く感じてほしいし、音楽へよりももっと強くみんなに向けたわたしの情熱を感じてもらいたいの。みんなの心に触れたい、そんな心のつながりを得たい。わたしにできるかしら?そう考えるととても緊張するわ。歌うことは大事だけど、心のつながりの方がもっと大事なの。わたしはみんなのために気持ちを高めている、わたしたち全員がそうしていることもわかっている。そうやって準備をしながら、Warped Tourでは何かすごいことが起こりそうって感じてる。音楽を超えた何かが、2日では終わらない何かが、もっと大きな美しいなにかが…。私はみんながこの冒険に参加してくれて、こうやって変わり続けることを経験してくれていることをとても誇りに思うわ…この2日間のライヴにみんなが来れなくても、そこで起こっていることに参加できるから…。なぜかって?わたしたちがステージに上って歌うとき、みんなのコメント、個人的なメッセージ、励ましの言葉、流した涙、みんなが負った傷、みんなの決心、情熱、愛情、そしてみんな自身のことを考えるからよ。

技術的な問題がすべてうまくいくように、わたしたちが体調を崩さず、ジャンプしまくれるように、祈っていてね!セフがステージから落っこちないように、カヌにギターを当てたりしないように祈ってね(笑)!!もしみんなが来れるのなら、どうかわたしたちを見に来て、話しかけて。スクリーンに隠れたり、かわいらしいツアーバス(そんなの持ってないけど(笑))に隠れたりせず、わたしたちはそこにいるから。生身の体を持って。そしてわたしたちはみんなに会いたいの!

友人であるみんなを愛しているわ。これはわたしたちにとって新しいエキサイティングな一歩よ。それをみんなを分かち合えることがただ嬉しい。わたしを強く抱きしめて。いままでもわたしを離さなかったように。ステージにいる時はみんなの手を感じていなきゃ。みんながわたしを決して離さないように。

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)

* Vans Warped Tour

洋楽好き、パンク好きなら誰もが耳にした事がある米国最大級のmusic festival。パンクスピリッツの真髄でもあるDIY精神を基礎にMajor、Indie問わず全てのバンドが平等に扱われている。NOFX.、Rancid、Pennywise、Sum41等これをきっかけにインターナショナル・バンドになったバンドは数え切れない。(http://www.pgslive.com/fes/warpedtour.html)

 

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親愛なる家族のみんなへ

わたしたちは、日本、インドネシアへ旅立つ前の最後の準備をしているんだけど、ちょっとだけ話したいと思います。わたしたちがみんなからどれだけインパクトをもらっているか、わたしたちにエネルギーと力を与えてくれてわたしたちがやろうとしていることすべてをやり遂げようとしているかを…。本当よ。みんなからのメッセージすべて、みんながその心と人生を開いてくれるほどにわたしたちを信頼してくれていること、みんながいつも参加してくれていること、そして、みんながそこにいてくれ、このファミリーに参加して自分のものとして居場所を作っている、そのすべてにわたしたちはみんなの支えと愛を感じるの。もう一つわたしが驚いているのは、日本、そしてインドネシアの人たちに対して、みんなが幸せを感じてくれること。つまり、日本とインドネシアのファンたちがわたしたちとファミリーの集まりでもあるこのライヴを目撃し経験できることを、みんながうれしく思ってくれているの。たとえみんながYFEのライヴ未経験でも。だって、みんなは嫉妬するような人じゃないものね。ファミリーの一部が大きくなってるとしたら、それはファミリー全体がよくなっているということなの。それを知ってみんなは愛に溢れ誇らしいのよね。そして、日本とインドネシアの人たちが喜びで沸きかえるYFEファミリー全体を祝福してくれるのならね!それこそが、一体になることの美しさだし、本当のファミリーなの。今週の日記では、ジェスにインタビューしました。彼女はドイツのコミュニティの責任者で、わたしたちは幸運にも日本行きのチームの一員に彼女に入ってもらったの。音、フィーリング、エモーション、メッセージを完璧にするために曲作りに励みながら、わたしたちはYFEピット(リハーサル用の部屋)に彼女を招いたの。彼女はうれしそうに質問に答えてくれたわ。

アンプ、ギター、マイク、そして6人のクレイジーなミュージシャンでいっぱいのこの不思議な部屋に入っての第一印象は?

そうね、最初に思ったのは、わたしはどこに納まればいいの、ってこと(笑)!うそうそ。ジャムセッションに招いてもらって、こんな間近でまたくつろいだ環境で観ることができるなんて本当に名誉なことだと思うわ。しかも、自分が今まで聞いてきた中で一番影響力のある音楽を作ってる、お気に入りのバンドであり親友たちに会って超興奮しないでいられる?でもここに入ってみると、ただの音楽だけじゃない、ってわかったの。ここでは何かすごいことが起こりそうだって実感したの。

ジャムセッションの間流れてた空気をどう感じた?

とても強烈だった…いつもどおりに…わたしは6人のメンバーのそれぞれに注目して何時間もそのプレイを凝視していただけなの。みんなの情熱と才能に魅了されてたわ。そこにある空気は音楽とメッセージであると同時に、希望に満ち、刺激的で、痛々しくもあり、切迫感があり、愛に満ちていたの。でも、いつだって強烈。そしていつだってリアルでむき出しの真実があったわ。

YFEのライヴは何度か観てくれてるけど、ジャム形式のリハーサルとはどう違うと思う?

そうね、リハーサル中はチャールズはだいぶ薄着になることかな(笑)!

ほんとに信じられないことがそこで起こってたの。YFEはバンドであり、そのライヴでは毎回、全力で気持ちを込めているわ。リハーサルだって例外じゃない。観ているのが一人でも百万人でも関係ないのね。つねに同じだけの情熱にあふれている。YFEは、レコードを売ってお金儲けして有名になるために音楽をやっているバンドじゃないと思う。みんなご存知だと思うけど、バンドがこんなにも熱いのは、人々に対する情熱と愛によるものだし、それこそがバンドを力づけるの。バンドがただ楽器を演奏し歌ってるだけじゃないってわかるはずよ。バンドはみんなと一緒にすべてを感じているの。同じ感情を共有しているの。周りの状況や環境は変わっても、バンドが心に抱いている気持ちと愛情はいつだってそこにあるの…。

日本に行って、今まで連絡を取り合ってきたすばらしい人たち全員に愛とエネルギーを注ぐ、それがどんなにすばらしいことかわかってもらえると思うわ。

わたしたちがリハーサルしているときにわたしたちがどんな感じか、一言で表せる?

アレックスを観るのはいつもとても強烈だわ。彼は歌っているとき、歌詞の中に痛みを感じていて、ほんとに弱々しく見えるときもある。けど、彼はとても強い人なの…。彼はただ聞いてもらいたいの…

歌ってるときのミス・イザベルは、それと同じような情熱を持っているわ。彼女はそうやって希望を感じさせてくれるし、彼女の声ってとっても温かくて思いやりにあふれているの。

演奏中のジェフはとても集中しているわ。彼が心の中にどれだけの愛情をもっているか、自分がしていることをどれだけ愛しているかわかると思うわ。

ベンはいつも見てて楽しい人ね。彼は信じられないくらいの才能があるけど、努力を感じさせないの…。いつだって彼は演奏に自分のすべてを注ぎ込んでいるわ。

セフはただセフね(笑)。彼を見てると時々、彼の才能の豊かさに知らず知らずに笑いがこみ上げてくるの。

チャールズのドラムプレイをこんなに近くで見ることができるのはすごいことね。だって、バンドがステージにいるときって、彼を見るのは大変なんだもの。でも、彼の力強さがバンドの雰囲気全体にすごく影響を与えているわよね。

あそこに座っていると誰を見たらいいのか、わからなくなるわよね。この6人がやるべきことをやったり、その時間すべてを受入れ、気に入っているのを見ていると、わたしの視線は挙動不審な人みたいにあっちこっちをさまよっちゃうのよ。

あなたがYFEピットで座ってリハーサルを聴いているとき、涙を流しているのを見ちゃったわ。どうしちゃったの?悲しいことでもあったの?リハーサルを続けて、気分がよくなるようにしたげようか(笑)!

笑…。だって、曲を何回聴いても、何度みんなの演奏を見ても、わたしはバンドの音楽に影響されっぱなしなんだもの。それがリアルだから、いろんな感情を揺さぶられるの。そんなことはないだろう、って言う人もいると思うけど、それは、自らの内にある恐れに真正面から立ち向かうことよりも安易だから。ずっと前のわたしもそういう人間の一人だったからわかるの。バンドの音楽は語りかけてくるの。YFEのライヴを見ると、何かを感じるはずよ。自分の内面で素晴らしいことが起こるってわかるの。最初はそれをちゃんと説明できないけど、自分が開放されるの。自由の味っていうか…。わたしたちは一人じゃない、って思い出させてくれるの。それは、とても純粋で安心感のある愛を感じさせてくれるの。

だから、そう、わたしにとってYFEの演奏を見て感極まってくるのはとても普通のことなのよ。バンドの音楽がわたしにダイレクトに語りかけてくれる内容だけじゃなくて、それが持ちえるインパクトを実感しているからなの。そしてそれはすでにこの世界で実現していることなの。この出来事を目撃することだけじゃなくて、それに参加すること。それこそが一番やりがいを感じるし、未だかつてな感情にのみこまれるの。

こんなに小さい、熱くて息苦しい部屋でリハーサルするのを、バンドがすばらしいって思っているのはどうしてだと思う?

YFEピットがバンドのリハーサルにと~~ってもぴったりってことかしら。思うに、それはYFEが表現していること、彼らが何者かってことを象徴しているの。それは瑞々しくて、そこでは何も隠すことはできない。彼らはお互いを完全にさらけ出して弱さも見えるがままにしているの。彼らが互いの為に持つ愛と信頼、そして役目が良く解るわ。しかも、そうやってお互い密接な関係を築いていることで、多分彼らお互いのエネルギーを糧として、燃料を与えあっているの。とにかく、YFEは維持費がかかって燃費の悪いバンドではないの。だからピットはとてもYFEっぽいのね。

ジャムセッションの間、バンドが取り組んでいた技術上の音楽的なことはさておき、他に何かバンドが取り組んでいることに気づいた?

セッション中、とても深いつながりを感じたわ。歌詞、メロディ、そして音楽自体へつながりを感じたの。バンドがメンバー間で持っているつながり、つまりケミストリーも感じられたの。その音楽はYFEの心の奥底からのものなの。だからわたしの心に直接語りかけてくるの。聴いている人全員の心に直接語りかけてくる。ライヴをたまたま見ることになったというような人にだってね。愛と希望のメッセージは普遍的なの。才気あふれるYFEが、普遍的なコミュニケーションと創造のエネルギーへの開かれた回路になるのを見ることはほんとに素晴らしいわ。

YFEは単なる友人じゃなくて家族よ、って言えることを誇りに思うわ。何度かバンドがジャムってるところ見てると、わたしがこうなりたいっていう人間になるために必要なインスピレーションをもらえるの。YFEはわたしたち全員のために語りかけてくれる。反撃の準備が整った人のための、犠牲者でいることにうんざりした人のための、目の前の恐れと戦う準備ができた人たちの世代を代弁する声なの。でも、誰かが心配してくれる、他人がどう感じているか、そしてわたしたちは一緒だってことを知ることは簡単じゃないし、地獄のようにつらいかもしれない。でも、できないことなんてないの。

わたしたちはみんな同じことを探しているの。みんな刺激をもらいたいの。みんな感動したいの。

でも、バンドのリハーサルを見ただけで、わたしはYFEのライヴがただ感動するだけじゃなくて、みんなをノリノリにして部屋の端までレンガの壁に向かってみんなを吹き飛ばすくらいすごいって思ってる。そしたら、みんなは以前の自分じゃいられなくなるわ。

世界の意味なんて誰もわかってないと思う。

YFEは単なるバンド以上の存在なの

それは心の持ちようなの。行動を起こすことなの。そして革命なの。

こんな言葉の後でわたしが何を言えるかしら?ありがとうね、ジェス。こんなことしか思いつかないけど、愛しているわ、あなたを誇りに思うわ。日本まで一緒に来てね。人生を揺るがす経験をしようね。

みんなの永遠のシスター

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)

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親愛なるみんなへ

みんなとこうして毎週一緒にいられることはとても幸せだわ。そして今週も例外ではなく、わたしのキャリアの中でも指折りのエキサイティングな時間をすごしているの。YFEの正に最初のヴィデオがネットで観られるようになって、火曜日には、カナダのミュージックチャンネルではじめてオンエアされたの!わたしはほんとに、ほんとに元気でやってるけど、みんながわたしたちを支えてくれていると感じることができたから、わたしたちには恐れも疑いもまったくなかったわ!わたしたちは、みんなから自信と大胆さをもらっているから、どんなにたくさんのオーディエンスがいようと、どんな立派な偉い人と話すことになっても、その他どんなことがあっても、わたしたちは自分自身でいられるの。みんなのおかげよ。わたしたちはどこへ行っても、恥も疑いもない敵(ENEMIES)なの。みんなありがとう。

「Open Your Eyes」のヴィデオを、ケベックの音楽専門局Musique Plusに提出したとき、わたしたちはとても誇らしくて、ヴィデオがチャート入りしたことを知ってもう驚いちゃったの!みんながいなければ、そして、ヴィデオプロデューサーのフェリックスとポールがYFEみたいなクレイジーなバンドと仕事するというチャレンジをしてくれなかったとしたら、このヴィデオはこんなに成功はしなかったわ。だから、彼ら二人を賞賛し、その勇敢さに感謝するために、フェリックスにちょっとしたインタビューをしてみます。

ハイ、フェリックス!こういうインタビューをできてとてもうれしいわ。ポールは残念ながら参加できなかったけど、こうやってわたしたちが楽しんでいる間に彼はもう一つのすばらしい作品を作ってなきゃならないから。彼がそう言ってたんだからね(笑)!じゃあ、ヴィデオプロデューサーになった経緯を少し教えてくれる?

ポールと僕は、2005年にモントリオールのエレクトロニック・アーティストのAkidoの初めてのヴィデオを監督してみないかってDavid LaHayeに提案されてから、一緒に働き始めたんだ。予算はゼロだったけど僕たちは快諾した。この共同監督作業がどうなるかははっきりしてなかったけど、とてもうまくいったし楽しかったよ。そのファースト・ヴィデオを仕上げたあと、僕たちは共同監督として仕事を続けようって決めたんだ。

ミュージック・ヴィデオのプロデューサーとして一番大変なことって?

えっと、一番大変なのは、バンド対してこうするって約束したことを表現できるか、ってことだね!俳優を撮ったり、ヴィジュアル環境を整えたりする前には、ヴィデオは頭の中しかないんだ。だから、それについて議論することができるし、その頭の中にあることをうまく話すことができるなら、人々をワクワクさせることもできるけど、結局はそういったメンタル・イメージを具体的な映像にしていかなくちゃならない。しかも、それは大変なチャレンジだよ。特に、19世紀の日本のようなものを取り上げるときはね。

ヴィデオ「Open Your Eyes」のあなたの個人的な解釈は?

疎外・孤独といったテーマについての寓意をヴィジュアル化したもの、と僕は思ってる。

YFEを初めて聴いた時、たくさんアイデア・コンセプトが心に浮かんだの?それはどんなものかしら?

話がとても長くなるよ!2007年の終わり頃、僕たちはミュージック・ヴィデオのコンセプトについてバンドと意見を同じくしたけど、それは僕たちが実際に撮ったものとは全然違っていたんだ。撮影の数週間前だったけど、僕たちの側ややこしいスケジュールのせいで、一ヶ月以上もヴィデオの撮影を延期せざるを得なかった。その時点でこのプロジェクトはポシャりかけてた。でも奇跡的に、バンドは僕たちを待ってくれることにしたんだ!その間、ポールと僕は、最初のコンセプトの何か大事なことを見逃しているような気がし始めた。しかも、僕たちがしたいことは、撮影後の編集にとても費用がかかりそうだった。もうほとんど予算はなくなってて、セットを担当する技術者に給料を支払うこともできなくなった。で、ポールと僕はある夜話し合って、理性的に狂ってしまうことにした。つまり、すでに目にしているあのヴィデオに繋がる新しいコンセプトを練り始めたんだ。それをバンドに投げかけたら、バンドは気に入ってくれたってわけ。

ヴィデオの中であなたにとって次の言葉に一番当てはまるイメージ・シークエンスはなに?

力強さ

赤く狭い廊下を歩く、ブルーのドレスを着た子供

意味深な

ダンスホールで踊る両親を観ている子供

悲しい

ダンスホールで踊る両親。冷たい雰囲気、冷たい感情、そして子供の将来への不安。

幸せ

ギターを弾くセフ

奇妙な

ギターを弾くセフ。冗談だよ。一番奇妙なのはたぶん写真撮影の所。

強烈な

バンドのパフォーマンス全部

美しい

外庭を歩く女の子と、その後ろの巨大な像。

「Open Your Eyes」で個人的に連想するのは?

考えたこともないよ。答えは精神科医に訊いてよ。

まじめな話だけど、このヴィデオで表現されているテーマとエモーションはとても普遍的だと思う。みんな自分の人生においてこのヴィデオに出てくるような感情を体験したことがあるんじゃないか、と僕は思うんだ。

ヴィデオに対するリアクションを訊いてどう思う?たとえばこんな感じで…

「これを観てどう思ったかは、とても言葉では表現できません。今まで観た中で最も強烈なミュージック・ヴィデオです。とても美しいです。イメージはもちろん、色使い、登場人物もきれいです。でももっとすごいのは、深い意味が込められていることと、わたしの心が感動したということです。この曲に完璧に合ったヴィデオです」

とか

「とても気に入った、とか言っても、このヴィデオを観て感じたことを全然表現できません。それほどのインパクトがありました。とても力強いイメージとメッセージが込められています。次々と展開するシーンに、とても深い印象をうけました。そこに表現された痛みは、とても強くてリアルで、ちょうどこのヴィデオが表現しようとしているメッセージのようです」

「完璧なヴィデオです。人々を変え、独自の方法で変化を起こすことができると思います」

もちろん、気に入ってもらえると僕たちも嬉しいよ。感激した、感動したって書いてきてくれたり言ってくれたりすると僕も個人的に嬉しくなるよ。結局のところ、感情を揺り動かすことが僕たちの監督としての仕事だから。優れたイメージがあっても、感情がこもってなければ、影響力は持ち得ないんだ。僕たちは人々が忘れられないイメージを創り出したいんだ。

みんな愛しているわ。YFEファミリーのメンバーになったこの2人に感謝の気持ちを書いてあげてね!( Felix氏とPaul氏の公式サイト→www.felixandpaul.com)

みんなの永遠のシスター

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)


 

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言葉だけでは足りないなら…

世界中のわたしの親愛なる家族へ

わたしたちはこんなに物理的に離れているけど、わたしはとても身近にみんなを感じるの。みんなに会ったことがなくても、あまりよく知らなくても、わたしはこんなにもみんなへの深い愛をもってる。それってちょっと奇妙じゃない? みんなに幸せになってほしいという望み。みんなに心地よくいてほしい、わたしのつたない便りでみんなを励ましたいという強い気持ち。みんなが毎週、毎日、毎分にほんとに求めていることを心から分かってあげられないとしたら、みんなをガッカリさせちゃうんじゃないかという恐怖心…。みんなにわたしたちを身近に感じてもらうこと。わたしたちの喜びや出来事をみんなと分かち合ってもらうこと。みんなの心や魂に希望、生きる力、大胆さ、幸福感、情熱の種を蒔いたりすること。それらをこの日記でできないとしたら、わたしがこの日記を書く意味なんてなくなっちゃうわ…。

最新のYFE TVのエピソード50で見てもらえるように、今週はこみ上げる思いでいっぱいだったわ。YFEクルー全員が集まって、ほんとに初めてニューアルバムを聴いて、「Open Your Eyes」のビデオクリップを観たの。わたしは聴きながら、感動して声を殺して泣いたの。泣いたのは、この曲達をレコーディングしている間にどれだけわたしがつらかったかを思い出したから。わたし自身の心の痛みを吐き出し、マイクの前でかつてのわたしの厄介事、恐怖、疑念に向き合ってとても寂しかった。でも、同時にドアの向こうに、そしてマイクの繋がった先にはYFEの兄弟達がいてくれてると分かってた。彼らはわたしを信頼し、わたしがチャンピオンだと思ってくれてるから。わたしがリアルなミス・イザベル以外の誰でもないと思ってくれてるから。わたしが彼らを遠ざけようとするとしても決して彼らはそんなこと許さないから…。アルバムを聴きながら、わたしはとても誇らしかった。このアルバムにまつわるすべてを愛しているし、メンバー達をとても誇りに思ってる。部品にしてはとても巨大ではあるけれど…。時間と労力をかけてわたしたちに影響を与え、励まし、わたしたちを更なる高みに押し上げてくれた人たち。でも、十分に世話してくれなかったり、あるいは嫉妬にかられてそうしなかった人たちも。そういったすべての人たちのことを思った。その中には、運命に従って、わたしたちをサポートし無条件に愛し、わたしたちを守り、誇りに思い、喜びを分かち合い、幾分かの痛みに一緒に耐えてくれる人たちもいる。他には、自分自身のことを考えるのに忙しくて自分のやるべきことをできなかった人もいるの。でも、わたしは考えるの。みんなのことを、わたしたちの家族のことを、わたしたちがそのために闘おうと決めた家族のことを、愛、忍耐、勇気、犠牲、そうしたものでお互い絆を深めようして作った家族のことを。みんなのことを考え、みんなが誇りに思うことが分かっていた。みんなが音楽を自分に引きつけ歌詞を自分のものとするだろうと思った。音楽を通して身近に感じあえると思った。アレックスが暗いベッドルームで書いた素晴らしい歌詞をみんなの耳元でささやきたいと思った。そして、アレックスとわたしと一緒に、みんながその歌詞を口ずさむの。みんなの指はセフかジェフのギタープレイをなぞり、ベンがベースの弦を押さえるみたいにテーブルの上を指が這うの。ムースがドラムをキックするみたいにみんなの足も激しく動き出すの…。部屋を見回すと、こんなに近くにいる兄弟、姉妹達も泣いているのが分かった。彼らもわたしと同じことを考えていたのね。様々な特色、嗜好、顔つきを持っていても全く同じことを考えていたのね。すべてはわたしたちの意識の中で、心の中で起こっていたの。どんな言葉をもってしても、分かりやすく、深く、強くはそれを説明はできなかったの。

人生は不思議の国じゃないと分かったの。痛みは常に至上の喜びと隣り合わせだということ。そして、幸福とは自分が現実とどう向き合うかということと不可分だということも。今週、その現実とは、素晴らしいアルバムとビデオクリップが完成して、世界中に紹介されるのを待つばかりになったということ。そして、日本とインドネシアのジャカルタでのライヴに向け、準備作業とリハーサルを行っているということ。わたしたちを支え、愛してくれる素晴らしい友人達が世界中にいるということ。音楽業界でインディーバンドとして成功するためにするべきことが山ほどあるということ。わたしたちの中のすべては運命を実現するためにあるということを分っているから、わたしたちには恐れるものは何もない、ということ。

わたしの友人のみんな、みんなとわたしに何か違いがあるなんて思わないでね。物事を実現することができるなら、自分の周りの人たちを信じることができるなら、内なる恐怖に向き合い、愛を信じることができるなら、みんなもわたしたちと同じようにできるはずよ!確かに、みんなはそれぞれの人生、それぞれの解決すべき問題、情熱、痛み、喜びを抱えているけど、心の内側ではわたしたちは全く同じだし、全く同じ愛、希望、支えを必要としているの。もうほんとすぐに、ビデオクリップを観ることができるようになるし、アルバムも聴けるようになるから。その時が来たら、みんなは独りじゃない、わたしたちはみんな繋がっているだって思い出してね。わたしたちのこの音楽はわたしたちの架け橋なの。その歌詞は、わたしたちにとっての案内役なの。だけどそうやってわたしたちが一つになるためには、一つだけまだやるべきことがあるわ。それは、リアルでいること。YFE TVのエピソード50を観てると、わたしはほんのちょっとこう思ったの。「なんてことかしら!わたしの顔が…。メイクがとれてる(笑)〜」。でもすぐに、「まあいいわ。これが泣いてるときのわたしなんだし、本当のミス・イザベルのもう一つの顔なのよ…この崩れて泣いている顔が…とても感動し涙もろいわたしなんだ」と思いなおした。わたしはみんなの前で恥ずかしがったりしない。わたしはわたしだもん。今まで以上にそうなれるように頑張ろうって思えるの!本当のミス・イザベルにもっとなりたいの。そうする強さをくれたみんな、ありがとう。それと同じ強さをみんなにお返ししたいし、偽りの仮面や立ちふさがる壁、孤独、絶望感と闘うわ。

みんな愛してるわ

みんなに会える、便りをもらうのが待ちきれないわ!さあドキドキしてね!もうすぐよ!

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)

 

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親愛なる家族のみんな

今週はとても大変だったわ。いろんな締め切りを間に合わさないと行けなくて。一つ目は、アルバム制作。つまり、CDジャケット用の写真を撮ること、アルバム収録曲の選曲、新しいアルバムという実体のコンセプトをつめて、それによってYFE、わたしたちファミリー、そしてその心がちゃんと表されるようにすること。二つ目は、本邦初公開のYFEグッズのコレクションの製作。クールなデザインにするってことじゃなくて、ちゃんと意味を持ったイメージを見つけるの。 それによって、みんなの何人かを救ったり、勇気づけたり、もう一人じゃないと思い出させてきた、この名前を、みんな全員が誇りをもってこれだって言えるようにするの。三つ目は、シンプル・プランとの日本ツアーの詳細をつめること。フライト、ホテル、移動、機材レンタル、Meet & Greetの場所などの予約することね。これらすべてをうまくすることは相当しんどいことだけど、クルーのみんなのすばらしい仕事ぶりに拍手したいわ。デザイナーのソフィーとカヌ。カメラを通して力強さやエッセンスを捉えてくれているミリアム。世界中のプロモーターへの対応に忙しいジェフ。この新しいアルバム、一曲のレコーディング履歴を同時に書き、何時間もミキシングボードに座って、曲に完璧なソウルを込めようとしているマットとベン。最後に、ここで毎日、 MySpaceの人たちに向かって気持ちを込めて、この特別な愛を心の奥底から育んでいる、ステファニー、サンドラ、マージョリーン、その他YFEのクルーたち。この愛によって、みんなが自らの殻を破ることができるように、時間、エネルギーをそれにかけることができるように、みんなの背中を押し、個人的な野心はひとまず置いておいてみんなを勇気づけ、支え、愛するの。

ちょっと立ち止まって、回りで起こっている一切を見回してみると、ここで創られ出来上がってくることすべてにわたしは驚くの。何人の若者が一つのプロジェクトに関わっているか把握できないくらい。若者って普通は、自分自身の快楽に関心があって、気楽な楽しい時間を好んだり、自分自身のキャリアの追求や自分の夢の実現、自分の欲求の追求、幸せになるための人生設計を追い求めるものなんだけど、そんなイメージは、わたしが毎日ここで見ているものとは違うの。若者達が自分の個人的権利よりもそのヴィジョンが大事だと深く信じていること、まとまることで一人でいるよりもはるかにたくさんのことを成し遂げることができること、すべての個人が大切な存在で、自由で幸福であるべきであり、この美しい家族の中で役割を果たすために自分の可能性の最大限を発揮するように生きることを運命づけられていること。それらをこの若者達は深く信じていることがわかるわ。世の中には自己否定や自己犠牲があふれているのは知ってるけど、こんなにたくさんの幸せを見たことはないわ。奇妙かしら?ううん、そんなことないよね…。

YFE TVのエピソード49「What if... They Weren't Part Of YFE Journey」は見てくれた?お医者さんのまねをするのはとても楽しかったわ(笑)。でも、「YFEの一員じゃなかったらわたしはどうなっているだろう?」という問いについてもっと考えると、YFEの一員にならずに、他のことをしたり、他の人生を選択をする機会が自分にたくさんあったことにわたしは気づくの。自分がシンガーなのに、YFEの本当の一員じゃないと思ったことは何度もある。ここでのすべては、わたしが犠牲を払うべき価値があるものなのか、努力や痛みの価値はあるものなのか、心地よさや支配欲求を我慢できるものなのか、って何度も疑っていた。自分の目の前にあるものの本当の価値が何なのかを長い間分かっていなかった、と認めざるをえないわ。わたしは何事にもハマっていなかった。ただ両親がこうしろと示す通りに生きようとしかしていなかった。自分の人生をコントロールし続けようとし、わたしからそれを奪おうとすることすべてを嫌悪し恐れていただけだった。たしかにわたしには、医者や他の何かになろうと思えばなれる能力はあると思うわ。だけどわたしはYFEに本当の居場所を見つけたの。自分の才能に頼るだけじゃなく、自分の弱さや限界を追求してみよう、というやる気がわいてくるような場所なの。自分のヴィジョンを曇らせる盲点が自分にあることがわかっているから、自分が何者かを他の人たちに決めてもらう場所、落ち着いて愛を信じることができる場所。完全に自分だけで存在していることよりも、全体の一部としてよりよくいられる場所。自分自身でいられて意味のある人生を送ることができる場所。やる気を養い、夢を育むことができる場所。それが人生にやってくるんだって信じられるようにわたしを支えてくれるものがこんなにたくさんあるとわかってるから…。

このYFEファミリーで自分の場所を見つけてとても幸せよ。自分の人生を他の誰かと交換はしたくないし…。みんながわたしの情熱の源なの。このファミリーは、わたしが成長し、なるべき女性になれるように、こんなにも完璧な愛の土壌をわたしにくれたの。自分の目の前にあるすべてのおかげで、自分の役割と運命を恐れなくなるの。だからわたしは前を向いて、この目に決意を込め、心に信頼を秘め、わたしが成功し幸せになるために特別に作られたこの道を歩いていくの。わたしは独りじゃないから、わたしを邪魔する邪悪なものはないわ。わたしは幸せになれる。自分自身でいられる。そして夢を見ることができる。

みんな、愛しているわ

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)

 

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50を超える講演会には、14歳から20歳までの何千人もの若者たちが聴衆として、そしてYFEのメンバーが講演者として参加してきた。アレックス、ジェフ、セフはすばらしいスピーチをするの。気持ちを込めて、自分の過去を話す。学生時代の経験、毎日何かを決断しなければならなかった子供時代、愛され受け入れられるためだけにたくさん自分を犠牲にしようとしていた頃の。ジェフみたいに、自分の学業成績、健康、人間関係を犠牲にして、友達を作り人気者になりたいがためにドラッグをやり始終パーティーに出る人もいる。一人になりたくない、これ以上拒絶されたくないと思って、アレックスのように暴力的なギャングに入る人もいる。セフのように、他人にぶたれたり侮辱されないように、自分が他人から見えないように孤立することを選ぶ人もいる。学校では本当にたくさんの嫌な事が起きている。発砲事件、いじめ、無視、暴力、虐待…。でもアレックスたちが強く訴え若者たちにわかってもらおうとしているメッセージは、「本当にクールなことは、『ありのままの自分になって、無関心と闘うことによって変化をもたらそう』ということなんだ」、ということ。

ジェフの場合:

ジェフ、学校のキッズの前に出るのはどんな感じ?

怖いよ!!彼らキッズに向かって講演させてもらえるなんて名誉なことだけど、彼らがどんな反応するかわからないだろ!ステージとはぜんぜん違うよ。音楽がないからストレスがたまるんだ!音楽はない、ギターはない、クレージーなお客もいない、ほかのバンドメンバーもいない。その代わりに俺一人でキッズの前にいるんだ。みんなこう考えているかも。「よっしゃ!自由時間だ。リラックスして騒ごうぜ」って。

ギターなしでステージに立つのはどんな感じ?

ギターを持ってなくても、手はまだ汗だくさ!ふつうステージでは、俺はちっぽけな自分の宇宙にいて、ギターが俺のコミュニケーションツールなんだ!でも今は、この恐ろしいマイクで、すばらしい人たちに話しかけるんだ。本当に特別なことだよ。

キッズに話すとどんなリアクションがあるの?

いつも違うよ。話す度に違うんだ。講演会が進むといろんなリアクションが起こるのが興味深いね。まず始まるとみんな自分の役につくんだ。胸の前で腕組みをした冷めたキッズは明らかにこう思ってる。「このピエロたちはここでなにやってんだ?」ってね。そしてさらに進行すると、キッズが泣いてるのがわかるんだ。自分の置かれた環境で自分がどんな役割をしているか自覚して、それがリアクションを生むんだ。こんなのくだらない、っていう子もいるし、すばらしい取り組みだっていう子や、もっとこんなのがあったらいいのにっていう子もいる。彼らにとって本当の挑戦ってのは、「学校ゲーム」をやめることなんだ。それはすべてのキッズが仮面をかぶって自分の役を演じているゲームだ。でも、このゲームが本当に悲しいのは、たいていの場合キッズは自分の役を自分で選べないってことなんだ!その仮面は他人によって与えられたものだ。タフなやつ、落ちこぼれ、おもしろいやつ、パーティー野郎のどれか、って感じで。そんな風にはならないぞって決心できるんだってことを想像できないから、必死に自分の役を好きになろうとする。こんなことを話すことで希望をいくらかでも彼らに与えることができるんだ。違った風になれる、変わること、変えることができるってね。若者が自分の価値を自覚したら、愛され受け入れられるために仮面をかぶってゲームをやらなくてもいいんだって気づいたら、心を開いて他人に手を差し伸べて人生を変えることもできたら、無関心と戦い、オープンになり、自分の周りのことに目を向けだしたら、何でもできるようになるんだ!

聞き入れないキッズがいたらどうするの?

望むところさ!思うに、そういう子が一番不幸なんだ。俺が「学校ゲーム」って言ったパターンにはまってしまっているんだよ。彼らは自分が王様だって思ってる操縦者で、山のてっぺんに誇らしげに立っている。でも、彼らは自分を守ろうとするから本当の質問には答えたくない。だからおれは必ず彼らの行動を取り上げて、彼らの考え方がどんなにばかげてるのかを示すようにしてる。キッズからのリアクションは大歓迎さ。彼らは学校で必要とされている変革において大切な役割を果たすんだ。だから彼らのために時間をかけるようにしているんだ。彼らはいじめなんかよりも自分のためになることがたくさんあるって気づく必要があるだよ。

講演に対する先生達の反応は?

大半の先生たちは俺たちのメッセージとやり方を気に入ってくれるよ。でも悲しいことに、結局先生たちはフォローアップはしないし、生徒たちを急かしてしまう。先生たちは生徒に後でこう尋ねたりしない。「講演はどうだった?君の人生にどう関係があった?」。先生たちは生徒の人生に関わりを持たないんだ。俺は、俺をいじめ、侮辱した先生たちだけは覚えてる。最低限の仕事を超えて俺の人生に踏み込んだ先生は一人もいなかった。先生たちは生徒の人生の中で決定的な期間に影響力を持つことができるはずなのに。それに気づいてくれさえすれば!

セフの場合:

セフ、最初にそんなキッズと向かい合ったときは怖くなかった(笑)?

いいや。まあ、俺のでかいひげが自尊心についてしゃべるのにびっくりしたようだったがな。

ギターなしでステージに上がるのはどんな感じ?

演奏するのとしゃべるのはまったく違う!だが、同じようにディープな儀式だ。俺は自分の人生について話し、心の底から深く物事を共有する。キッズに希望の印を残したいと思ってる。キッズには自分がクズなんかじゃじゃないと知ってほしい!

授業で長時間彼らに話すことでどんなインパクトを与えることができると思う?

俺は今までの人生で、恐怖と戦う決心をした。だからキッズには自分にもできると知ってほしい。俺の後に続けるはずだ。最悪の敵は自分自身と自分自身の嘘だってことがわかるだろう。俺の経験を知ったら、彼らもしゃかりきになって、変わり、自由になり、自分で作ってしまった自らの限界を超えて進んでいくだろう。そう昔でもないが、俺も学校にいた。惨めで孤独に椅子に座り他人からぶたれていた。俺は自分にはそんな価値しかないと思っていた。自分は何者でもない、とな。だがYFEのみんなは俺を愛し、そんな嘘を拒絶できるように助けてくれた。それが俺の人生を変えたのだ。だから今おれはキッズが苦しんでいる嘘を蹴散らしたいのだ。

ほんとに泣いちゃうような、ほんとに感動した逸話を教えてくれる?

ジェフがこれは読まなきゃいいがな。おれとミス・イザベルだけの秘密だぞ。あるキッズが俺のところへ来て泣くんだ。かれは自分がクソで、自分の将来には何もないっていう嘘を信じ込んでいたのだ。俺は悲しくなった。おれは彼の痛みがわかるからな。でも彼が俺に打ち明けようとした勇気はすばらしく、それに俺は感動したんだ。おれは彼に自分が思っているよりお前は強いぜって言ってあげられるのだ。

もしジェフとセフが高校時代のセフに話をしに行ったとしたら、当時のあなたはどう反応していた?

まず、怖がっていただろうな。そん時の俺にはひげもなかったからな!だが、恐怖や、あらゆる嫌なことと闘うように導いてくれる、こんな情熱的な人がいることを知った後では、希望の小さな窓が開いたかもしれない、それがおれに、いくばくかの希望をもたらしてくれただろう。それは間違いない。

(翻訳:ヨギータ)

 

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YFE

 

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噂の真相

わたしたちはそろそろこの問題を片付けるときに来ていると思うの(笑)!人々がネットの至る所で見つけている情報にまつわるメッセージ受け取り続けてるの。そして、わたしたちがメディアを通じて見聞きする全てが“必ずしも”真実というわけではないのよ(笑)…みんなは、話の出所から答えを得る権利があると思うの…だから、わたしは質問ゲームに一番ふさわしいアレックスに訊いてみました!彼は、たくさんの面白い、奇妙な、楽しい噂の渦中にいつの間にかいるような人だからね(笑)!けど、とにかく、わたしにとって重要な噂が一つあるわ。みんなはとても素晴らしくって、わたしたちを大好きで、誰であろうとありのままでいるわたしたちを応援してるってどこかで聞いたんだけど、それって本当?;)

みんなを愛しています。そして“これこそ”が真実よ!

ミス・イザベル

01)イギリスのブログより:アレックス・フォスターは自身の健康状態に絶えず悩まされていることが原因で、Your Favorite Enemiesを脱退した。

(アレックス・フォスターの回答以下AFに省略)

AF:これは多分、今まさにウェブ上で広がってるもっともイケてる噂のひとつだよ…もっともらしい理由を考えてみよう…俺が何年もの間自分の健康状態に悩まされていて、すぐによくなる様に見えないことは秘密でも何でもないよ…けど、たとえそれが俺にとって相当困難なことだとしても、俺はバンドを脱退しようと思ったことはない…すくなくともその理由ではね(笑)…ガキの頃の絶え間ないレイプ、暴力主義ギャングでの5年間、殺人予告、これらを俺は生き延びた…だから、俺は、俺がYour Favorite Enemiesの一員として有望であると思ってるよ(笑)…

02)オーストラリアのキリスト教徒のフォーラムより:YFEは反体制的パンクスで構成された反宗教的バンドである。

AF:変だよね、型通りのスーツを着てなけりゃ、いきなりアンチなんとかにされちまうなんて… そんな事は現実とちがいすぎるよ…俺にとって宗教は未来無きものなんだ…宗教は神の愛や思いやりを象徴する役割を担っていたことなんかない…神は宗教建築を残した。いわゆる穢れをしらない人たちが社交クラブに入るために、ドレスコードを付け加えようって決めた瞬間にね。…みんなは神を探してる…神は麻薬中毒者でいっぱいの麻薬密売所(俗語:コカイン密売所の事)に居る…泣きながら子供を食わせているシングルマザーとともにある…神はホームレスがのたれ死んでいる寒々とした通りに居る…神はHIVに感染した人々の腕の中に居る…神は、帰宅途中のお手軽なお楽しみのために14歳の子に5ドル手渡す円満な家庭を持つ男の車の中に居る…神は家庭内暴力を目撃してる子供達と一緒に居るんだ…みんなは神を捜したいのか…見てごらんよ、そこかしこを…信仰心を身につけたいのかい…無関心という名のもとに書かれている地元新聞を見てみなよ…それが俺を反宗教的人間に変えるんだろうか…たぶんね…でも、それは俺を宗教を信じない人間には変えないんだよ…俺が同性愛者に迫られ凄惨にレイプされた時、神は俺の手を握ってくれていたんだ…神は俺がそれについて黙ってろと口止めされた時、そのビルには居なかった…現実と向き合う事は、信仰を持つ人達にとっても厄介なことのようだね…でも、神はまさにその中心に居るんだ…そして、イエス・キリストはタトゥーで覆われている…俺たちは既に彼を磔にしたんだ…そうだろ!

03)米国の音楽ブログより:アンチ企業を主張したにも関わらず、YFEのニューアルバムはユニバーサルレコードより9月にリリースされる予定。YFEは裏切った!

AF:それはおそらく、金を持って逃げる前にバンドに相談なしに契約書にサインした俺たちの元マネージメントのことだろう…なぜって、俺は今までそんな話を聞いた事がないからさ…(笑)…いや、冗談抜きで、噂がちょうど今Your Favorite Enemies周辺で発生してるから俺たちが最近メジャーレーベルと契約したと思った人が多いみたいなんだ…けど、俺たちはメジャー、インディー問わずどのレーベルとも契約しなかった…そして、俺たちは俺達のレーベルHopeful Tragedy Recordsに満足してる…だから、つまり俺達は裏切ったわけじゃないよ…(笑)…そして、俺が別のインタビューで言ったように、メジャーであれインディーであれ、なんであれ、俺達はどんな企業形態にも反対していない…自分たちのヴィジョンに基づいて、YFEコミュニティのメンバーの役に立ち、彼らに報いるということが、俺たちにとってすべてなんだ。そのヴィジョンよって、人々を力づけ、個々人の変化を起こし、それが社会変革につながるかもしれない。…それが全てなんだ…俺達は何にも反対していない…けど、俺達のものごとへの「賛同」の姿勢は相当強くて「プロ級」なんだ…(笑)…だから何かに反対してるように思われてるのかもしれないと俺は思うけど…大小を問わず、ビジネスは個人によって運営される…メジャーレーベルの重役よりさらにアーティストに厳しいインディーレーベルのオーナーもいる…ホントだよ…それがビジネスってもんだよ…そしてエンタテインメント・ビジネスと呼ばれる外面(そとづら)は立派なモンスター企業を経営している様々な関係者がいるという事…

04)YFEファンの音楽フォーラムより:YFEは彼等のファーストシングル(ファーストPVでもある)"Open Your Eyes"を後押しすべく夏までにHopeful Tragedy Recordsから新たにEPをリリースする。

AF:この噂はそう新しくもないな…事実、かなりの間でまわってる噂だね…いつも同じなんだけど、発売月はいろいろ変わっていってるよね…だから、今度は予想を当てたいから、「夏までに」ってより幅を持たせて言っておけば、間違った日付を発売日だって予想しなくて済むと思ったんだろうね(笑)……夏までに何かをリリースするかどうかはなかなか言えないよ…俺達はスタジオで作業中なんだ…新曲は何曲かあるよ…ファーストシングルでファーストヴィデオである"Open Your Eyes"はリリースに向けてほぼ準備は出来てるよ…バンドのEP"And if I was to die in the morning…"がでてもう一年になることを考えると…みんなは当然夏までに新作を期待したくなるだろうね…おそらくフルアルバムではないけど、でも最低でもYFEのコミュニティーメンバーが少し驚くものになるよ(笑)……今俺が言えるのはこれだけだ…言い換えれば、それはもはや噂で終わらないって事だな(笑)…

05)米国パンク・ウェブマガジンより:YFEはWarped Tour参加の前にAnti-Flagの前座としてツアーに出る予定。

AF:Anti-Flagと共に過ごすのは楽しかったかもしれないな…でも、俺達は出来るだけ長い間スタジオに居ることにしたんだ…あちこちで演奏するかもしれない…夏の間かなり散発的にね…けど、俺達は意図的に、長いツアーを断ったんだ…もう一回言うけど、俺達はあちこちで演奏するかもしれない…でも、スタジオに集中しないといけないんだ…そうしないと俺達は同じところから抜け出せなくなるだろうね…これら全ての素晴らしい機会を

断ることは辛かったけど…俺達、ツアーと世界中のファミリーに会うのが好きなんだ…でも、秋にツアーをやる方がいいと俺は思ってる…新曲、一新されたライヴ、今までにない勢い…だから俺はちょうど今、作詞作曲に集中することに精力を注いでいるんだ…初めて生身の俺達に会いたかった人達には期待はずれに聞こえるかもしれないし、俺に地元の窓ガラスを割って欲しかったすべての人達には残念なことに聞こえるかもしれないことはわかってるよ(笑)……YFEサーカスをもうすぐ連れて行くと約束する…心配するな…セフのひげはもっとかっこよくなってるはずさ(笑)…

06)多数の日本のコメントボードより:YFEは次の夏、フジロックかサマーソニックに出演する。

AF:それが本当だったらいいけど…そうじゃない…俺達はフジロックやサマーソニックには出演しないよ…残念だけど…去年のフジロックのヘッドライナーは、俺がずっと好きなバンドのひとつThe Cure…この夏のサマーソニックのヘッドライナーは俺に多大な影響を与えたもうひとつのバンドthe Sex Pistols…うーん…多分、俺にとって人生はちょうど今そのタイミングではないようだね(笑)……でも、俺達考えてみるよ…ほとんどの人達が考えるより早く俺達は日本に行くかもしれない(笑)…

07)フランスの音楽サイトより:アレックス・フォスターとYFEは、フランス語で歌う曲を2曲リリース予定。それは9月にフランス限定でリリースされる予定のシングルのボーナストラック。

AF:たくさんの人が俺にこれについて訊いてきたよ…こうしてる間も、フランス限定でリリースされるスペシャルシングルに関してどんなものであろうと俺達のプランはない…いい考えかもしれないな…未知の構想かもしれない…けど、どうだろうね…YFEは、ビジネスにおいては安全策をとる、あるいは従来のビジネスモデルにならうバンドだ、なんて思われてないよね…俺は昔のイギリスの音楽の影響をものすごく受けているんだ…でも、俺はフランスのバンド「Noir Desir」や「Indochine」の曲作りのやり方を大いに尊敬しているんだ…だから、ベルトラン・カンタやニコラ・シルキスと仕事が出来る機会があるかどうか考えるのはかなりいい考えかもしれないな…それはクールで嬉しい出来事になるね…だって、今のところYFEのアルバムに追加される特別なフランス語の楽曲についてプランが全くないからさ…ありえない、ってことはないけどね。

08)非常に多い質問:アレックスとミス・イザベルは恋人同士?それとも実の兄弟姉妹関係?

AF:バンドメンバーの個人的な恋愛事情に関するこれら全ての質問を読むのは相変わらず面白いよ…こういう事に関心を惹かれる人がいるってことはわかってるよ…けど正直、多分、俺は自分の好きなアーティストが誰とデートしてるかってことに興味が全くなかったから、こういった質問を絶対気に留めないよ…読むことすら耳障りに聞こえるかもね…けど、本当に興味をそそるのは…つまり…寝室のなかで起こることが、その作品やヴィジョンよりも大きくとりあげられるようになった途端、そんなバンドはせいぜいが他の提灯バンドに次々取って代わられる運命にある、ただの提灯バンドにすぎなくなるってことなんだ。…俺達は一晩だけの関係だけのために異性と付き合うタイプのバンドじゃない…俺達は、ツアーに行く街ごとに女の子を囲ってるタイプのバンドでもない…俺達は、性的な魅力や誘惑にたよって自分達のキャリアを築くタイプのバンドじゃないんだ…そういうバンドもあるけど、それは彼らの勝手だよ…あらゆるゴシップサイトに登場することで、彼等のキャリアを大きくしてるアーティストもいる…まあせいぜいがんばってよ…タブロイド紙に載ることは俺たちの望みじゃない…まあ載るとしたらセフかも…彼と付き合う事に興味ある人いるかな(笑)…

09)ゲイのウェブサイトより:アレックス・フォスターは確実にゲイ。彼はイケてて、女の子を大事にする。さらに、我々は学校でひどい目にあってるゲイ・キッズへの彼の支援に関する多くの証言を入手した。

AF:俺が格好よくて、礼儀正しくそして心が広いと思われてることを知って嬉しく思うよ(笑)……俺にとって、人間の価値は、性的嗜好とはとにかく関係ない…微妙な話題に関する立場で俺が粗探しされているのはわかってるよ…でも正直、人々は自分の欲することがなんであれ、それを考えることができるんだ…ひとつは確かだけどね…傷ついた心、絶望と不信感は彼等にどんなレッテルも貼らないんだ…そういった感情と向き合う人達のために、そこに居ることだけが俺にとって大事な事なんだ…他のことは本当に気にしちゃいない…俺は自分のエゴを大きくするために、そして俺自身をプロモーションするために、他人の信頼を使ったりはしないんだ…

(翻訳:ホープ・パフューム)


 

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大切な友達、親愛なる家族のみんなへ

みんな元気にしてるといいな。自分自身の中に、誠実さと愛を示してくれる周りの人の中にある勇気、希望、大胆さ、信頼とともに前向きになってくれているといいな。

地球のこちら側では、寒いモントリオールに戻って来たわよ…暦の上ではもう春になって2日も経つのに、まだ4メートルの雪に覆われてるわ!すぐに雪が融けるような兆しはないわ。温かい太陽が燦々と輝くテキサスにまだいられたらいいのに…オースティンの清潔で(日中はね)美しいダウンタウンを歩いていられたら…たくさんのミュージシャン、業界人、音楽ファン達と会って…あらゆるスタイルの新しいバンドを見つけて…ライヴを2回やって、世界中で一番すばらしい人たち、私たちの家族、友人たちと一緒にすごしたのよ…

私にとって、あの初めてのSXSWでの体験は本当に素晴らしかった…。私が見て感じたことをすべてを話すのは長すぎて無理だけど、覚えてることはいくつかあるわ。いつも思い出すのは、私たちがとても歓迎されて、すばらしい人たちに泊めてもらったこと。私たちがまるでスタンリー杯(訳注:北米ホッケーリーグのチャンピオンに贈られる優勝カップのこと)であるかのように、街中で大事に扱ってくれたり…。アメリカの大物たちや、日本やオランダみたいな遠くから来てくれた人たちの前で初めてライヴをするのに緊張していたこと、みんながケベック、ニュー・ジャージー、日本、ニューヨーク、そしてもちろんテキサスから来てくれたおかげで、わたしたちはまるで自分の家にいるみたいに感じられたこと…いつも思い出すわ。YFEピットにいるような気にもなったわ(夕日を何個かの照明と取替えたら、の話だけど…笑)。みんなこんな風に私たちのインスピレーションになってくれて本当にありがとうね…歌っているとき、私はヘッドバンギングしている車椅子に乗っていた男性を見たのを覚えてる…彼がそこにいてみんなとロックして楽しんでいるのを知ってとてもうれしかった。彼を見ただけでわたしはすごくやる気が沸いてきたの…ライヴの後で彼と直接話すことができなかったのはとても残念だったけど…わたしはあの時の、自分の精一杯を出すことができたっていうすばらしい気持ちをずっと覚えていると思う。どれだけたくさんの人に囲まれたとしても、誰もわたしに、こうしろああしろと強制することはできない、わたしの気持ちをわかったふりをして、わたしの友人、わたしの家族、あのときそこに初めて居合わせた人たちを思いやることなんて誰もできない、わたしの使命をやり遂げるのにどれだけのことが必要なのかは誰にもわからない、わたしの手をとってわたしがどんな女性であるべきかなんて示してくれる人もいない…わたしはそれを自分でやらなくちゃならない。その決意によって、いつでも思い出すだろう。自分が今までどうやって自分の使命を歩んできたのか、他人のためにどんな自分になれるのかを少しでも知ることができたことを…。恐怖を乗り越え、わがままを克服し、嘘をはねのけ、自分の傷を乗り越えて、自分は何者なのかの手がかりを見つけたの…誰もわたしのためにそんなことはできなかったけど、みんな一人一人がわたしを元気付けて応援してくれていたから、わたしはこうした決断をする強さと勇気を得ることができたの。みんながわたしのために何とかしてくれるというわけじゃないけど、みんなが居てくれないと上手くできないの。わたしのためにそこにいてくれて、みんなありがとう。YFEの歴史の一部として起こったすべてのことを、できるだけ心に刻み付けるわ。情熱、思いやり、行動にあふれた信じられないお話を…。

ここからはYFEクルーのSXSWでのハイライトを紹介するわね

マージョリーン(GolainことYFE広報)

オースティンでのこの素晴らしい旅でのことで忘れられないことのひとつは、そこであった人ね!ライヴはもちろん素晴らしかったけど、それまで毎日話してきた人たちについに対面することができたときの気持ちはなにものにも代えがたいわ。もちろん新しい人たちと会えたこともね!わたしたちは肩肘張らなくてもよかったし、ライヴは2つとも、もうずっと知り合いだったように思われる人たちと会うことができてすばらしかったの。

ステファニー(中国コミュニティの責任者)

SXSWの個人的ハイライトは、なんといっても2回目のライヴね。30分のバンドのライヴを見ようとしてる人たちで会場が満杯だったからってだけじゃないの。そのライヴがわたしが今まで見た中で一番気持ちのこもったものだったからってだけでもない。集まった人たちが完全に盛り上がってたからでもない。それは、わたしたちが今まで一生懸命やってきたことの結果があのライヴだったからなの。わたしたちだけじゃなくて、バンドやクルー、YFEファミリー全員のね。もしクルーが猛暑の太陽の下でプロモーションをし続けてたら、それは、みんながわたしたちにそれをする力を与えてくれたからだし、どんな小さなアクションでもインパクトを持ちえるってことを何度もみんながわたしたちに教えてくれたからなの。バンドがいい演奏をできたとしたら、それはみんながバンドに自信を与えてくれたからだし、みんなが支えてくれてるってことをバンドがわかっているからなの。みんなは自分たちだけがそれをできるんだって感じでバンドを励まし心から愛してくれてるから。この愛のおかげであのライヴがあんなにも特別なものになったの。みんなだったらそのことを会場のどこででも感じられたし見ることができたと思うわ。それはYFEファミリーだけが実現できる夜だったわ。

キム(ケベックコミュニティの責任者)

テキサスでの週末…すべては車での長距離移動で始まったわ。車の中での32時間は…実にクールだったわ。わたしたちはほぼアメリカを縦断してメキシコ近くまで行ったわけ。信じられない!!そしてそこでは、人はとても親切で、どこも人だらけだった。わたしたちはオレンジのツナギを着てたから、人々に止められて刑務所から出てきたのか、って訊かれたわ。みなさん、Rock N Rightsのオレンジのツナギを気に入ってくれたみたいね!!!明るい太陽の下でわたしたちは路上でたくさんのすばらしい人たちとディスカッションを楽しんだの。ほんとに忘れられない週末だった。あらゆるYFEイベントのようにね!!!

マット(YFEのサウンド・エンジニア)

僕の個人的ハイライトは、YFEの2回目のライヴで見ることができた情熱だね。疲労やプレッシャーにまみれた悪条件ではあったけど、バンドがオーディエンスに向けて発した情熱はほんとにすごかった。僕は本当に感動したし、心を突き動かされてしまったよ!バンドとオーディエンスに精神的な結びつきがあるみたいに感じたよ。最後に、音楽プロダクション「Les Production Ruppert Bullyan Productions」のルパート・ブルヤン氏に感謝しなくちゃね。彼がいなければ、世界で一番重要な音楽フェスティヴァルにこんな風に僕たちが参加することはできなかったと思う。彼のおかげで、僕達のSXSWは本当に成功したし、もし僕が彼の信頼を得て仕事仲間になることができていたら、彼がこんな風に言うのを聞いていただろうね。「たくさんビジネスをやってきたが、これはそんなに印象に残らないな。音楽業界の人間には、組織とスタイルが欠けているのだ。だからわたしには物事をきちんとさせるという役割があるのだ」

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)


 

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親愛なるファミリー、愛すべきみんなへ

ここ数日はほんとにたくさん動きまわってるわ!!先週は、リハーサル、スタジオ作業、カナディアン・ミュージック・ウィークとサウス・バイ・サウスウェスト・フェスティヴァルへの準備のための連絡作業で忙しかったわ。わたしたちは土曜の朝、モントリオールの寒空が白むころ、トロントに向けて出発したの。業界関係者の前だけじゃなくて、わたしたちに会いに来てくれるYFEの兄弟姉妹達の前で同じ夜に演奏できるぞってワクワクしてた。初めての人たちもいるし、もう三回目の人もいたわね。えっと…出発して1時間して、わたし達の3台のバンの隊列は、ひどい雪嵐に遭っちゃって、わたしたちは少なくとも20台は車や重い荷物を積んだバンが溝にはまったりひっくり返ってるのを見たわ!わたしはとても緊張していたわ、だってわたしはジェフの補助ドライバーだったから。強風によってわたしたちは雪が積もった滑り易い道に引っ張られそうになってたから、せいぜい時速50キロくらいしか出せなかったの。で、5時間で着くはずだったのが8時間もかかっちゃって、目的地に着いた時、疲労困憊でただ無事だったのが嬉しかったの(笑)!!

ライヴはとてもうまくいって、集まってくれたみんなにとても刺激されたと感じたわ。実は、刺激されすぎたアレックスは、感極まって「リトル・シスター」の出だしでマイクスタンンドを投げちゃったの。曲に入る前、アレックスは虐待について話していた…そんな現実に目を向けなきゃダメだよって…黙って隠れてちゃダメだよって…「汚れた心を入れる空の瓶」*であることを受け入れちゃダメだよって…アレックスは人々に過去から自由になってほしい、自分の運命をちゃんとつかめるようになってほしい、自分自身になってほしい、そして環境や自分にああしろこうしろと言う人たちに依存する代わりに自分の人生の主人公になって欲しい、って心から思っているの。だからアレックスは思いあまってマイクスタンドを投げちゃったけど、アレックスが分かってなかったのはそこにちょうど壁がなくて…窓があったってこと!そしてマイクスタンドで窓は粉々になって2階下の通りに降っちゃったの!!雪嵐のおかげで人々が歩道にいなくて、神様に感謝ね(笑)!結局窓の修理代を要求されたわたしたちの銀行口座以外は被害がなくてよかったわ…

わたしはちょっと超現実的で、でもすぐに当たり前になる状況でこの日記を書いているの。わたしは飛行機に乗っていてメンバー達と一緒にテキサスのオースティンに向かっているの。そこではサウス・バイ・サウスウェスト・ミュージック・フェスティヴァルでライヴをする予定。今回は雪嵐で足止めされることも、飛行機が遅れることもなかったのは幸いね。わたしがジェフの副操縦士じゃないのも幸いよ。だってわたしまた緊張しちゃうもの(笑)!ちょうど今どんな感じになっているか説明させてね。アレックスとジェフは、アンクルサムの国(訳注:アメリカの事)での短い滞在中にどうやったら最高の結果を得られるか、その戦略を練っているところ。その横でYBは、信じられないスキューバダイヴィングの体験談で2人を笑かしながら、YFE TVのアイデアを練っている。ちょうどセフは客室乗務員から誕生日プレゼントをもらったところ。ウィスキーのミニボトル…笑。チョコレートシュークリームみたいにそれをイッキ飲みしてしかめ面してる彼の顔ったら(笑)…セフとウィスキーは相性悪いと思うわよ!それからベンはくつろいだ様子で、スタジオから離れられて幸せそう。かわいそうなベンは、10000フィート上空でやっとミキシングボードとおさらばってわけね!ムースは寝てるわ…病院でのとんでもない夜の疲れを取りながら…そうなの、お察しの通り…彼は肝臓と膵臓の痛みに苦しんでたので、救急車に乗せられて病院に運ばれたの。わたしたちもそうしたかったわよ!わたしが思うに、彼はピザ、ホットドッグ、プーティン(訳注:カナダ東部の名物料理)、チョコレート、ポテトフライばっかり食べたに違いないわ…ムースはもっと野菜を食べないとね…草と葉っぱのサラダにかじりついてね(笑)!わたしは旅のあらゆる時間を楽しんでいるわ…飛行機から都会の灯りを見下ろしながら…3歳児が遊ぶ点滅ゲームのように光っている…

なんて楽しい日々…MySpaceで何ヶ月も話して来た友人達に、オースティンでまた会える…ハグしあって、彼らのためにライヴをできる…そう思うととても嬉しいわ。もう一つファミリーとの再会があって、力とガッツをもらってさらに前に進み、わたしたちの限界を壊すことができると思う(これからは「壊す」って言葉の使用に注意しなきゃね(笑)!)そしてわたしたちは、自分たちにはみんながついていてくれることがわかってる…火曜日の晩、ステージに上る時、わたしはみんなのことを考えるわ…みんなはいつだってわたしの心にいるから…みんながわたしたちにとってどれだけ大切な存在か忘れないでね…みんなはわたしの愛すべきファミリーだから、わたしはテキサスにいて、みんなを誇りに思う…みんなの勇気を讃えたい…一緒にいてくれてYFEのヴィジョンを信じてくれるみんながとても大切だし…わたしたちへの情熱とサポートを応えたいの。みんなを失望させたりしないわ、約束する。すごいことが起こりつつあるわ。そしてみんなはそのすべてにおいて大切な存在なの…ぜったい信じてね!!みんな、愛しているわ。

ミス・イザベル

(翻訳:ヨギータ)

*詩人アレックス・フォスターの言い回しからの借用。ここでいう「dirty mind」とは、我がままで悪い人間を意味する。彼らは他人のかけがえのない純粋な魂に邪悪なものを注入したがる。それを簡単に受入れる空虚な存在(empty jar)でいることを自分から受入れちゃダメだよ、という意味。


 

愛に導かれ奇跡が起こった

パラダイスの週末

ああ…パラダイスで過ごした後どうやって復帰できるのかしら?…パラダイスって何かって?大観衆の前で演奏することかもしれない…すばらしいミュージックヴィデオを撮ることかも…プレゼントを受け取ることかも…世界中からやって来た人たち、30時間もかけて会いに来てくれた人たちと知り合いになること…そのすべてをしたとしても、あるいはもっとすごいことをしたとしても、わたしや、YFEのメンバーにとって、これはパラダイスの定義ではないの!この週末わたしはパラダイスにいたけど、それはわたしの生死とは何の関係もないもの…わたしがどこにいようと、何者であろうと…それは結局、わたしの周りにいてくれた人たちと関係があるの…そしてわたしたちの中から自由に溢れ出した愛とも…

ライヴの間、すばらしい人たちに自分が囲まれていることはなんて幸運だろうとわたしはただ思ってた…わたしは何のためらいもなく言えるの。YFEのファン達はベストだし、他のライヴに行くのとは本当に全然違うんだって…なによりもみんなのおかげだよ!!みんなのおかげで、ライヴは音楽が良かったってだけじゃなくて、会場に溢れていた自由と平和の精神こそがすばらしかったの。ステージで歌いながら、わたしはこの体験をみんなと分かち合えたらどんなに素晴らしいだろうって考えてた…わたしの目の前にいるみんなの目には一種の力強さがあったの。無関心や希望のない退屈な日常の繰り返しをワクワク感と希望に変えるような力強さが。何かが起こるのを見届けよう、心から感激する瞬間を見届けよう、名声や栄光ではない何か本質的なもの、人間らしく美しい何かを掴みとろうとする…。わたしはそれら全てをみんなの目の中に見て、それによってわたしは希望とエネルギーを得ることが出来て、今週を乗り切ることが出来たのよ。

わたしたちはカナダ、アメリカ、日本、イギリス、フランス、ニュージーランドからの総勢約70人で、異なる生い立ち、文化、社会的背景、学歴、年齢を持った70人だったの。そしてわたしたちは、このYFEの初めてのミュージックヴィデオにこの全員を呼ばない手はないっておもったわ。ヴィデオのプロデューサーは最初、どうしてわたしたちが他のバンドと同じようにしないのか、サイズ0のセクシーギャルをヴィデオに登場させないのか理解できなかったの。アレックスの立場は明確で、彼らにこう説明したの。

「俺たちは、自分たちのヴィデオにふさわしいタイプの人間を見つけてキャスティングするように頼まれていた…正直ほんとに驚いたよ…俺は今まで、ふさわしいタイプの人間がいる、なんて想像したこともなかったから…世界中から集まったここにいる人たちを見たら、俺は本当に美しいことって一体どういうことが分かるんだ…様々な生い立ち、文化、信仰、生活習慣、いろんな顔つき、笑い方を持った人たち…彼ら全員が一緒に場を共有していて、一緒に笑いあって、一緒に泣いたりもする…そうだよ、それこそがおれが美しいものと呼ぶもので、だから、バンドのヴィデオにこのファミリーの何人かに出演してもらうことが俺たちにとってとても重要だったんだよ。「イケてる」連中、「クールな」ノリとやらをロックバンドのヴィデオに取り入れることが大切だっていう人もいた…俺は笑っちまったよ、だって俺たちは、あんたが言うそんなイケてたりクールな連中じゃ全然ないよっていう…笑…いや実際のところ、俺たちにとって大切だったのは、俺たちの仲間を持つってことと、メッセージを声高に、明瞭に伝えるってことなんだよ…俺たちは自分達がどう見えようとかまやしない、俺たちがファッション雑誌に取り上げられるような存在だろうと、モデルだろうと、みんながつるんでいたいと思うような奴だろうと…俺たちはそんなことはどうでもいいんだよ…俺たちはリアルでちゃんとした人間を求めてる…俺たちは人間の価値は外見と関係ないと思ってるから…カリスマ性、人間性、キャラクター、共感、思いやり、慈悲の心…情熱と決意…それを持ってるのが俺たちの仲間だよ…そしてそれこそがYFEそのものなんだよ…そうやって勇気と広い心を少しでも示すことを出来ることが、俺たちの誇りなんだ…それはロックンロールじゃないって思う奴がもしいたら…そうだな…俺たちをポルカバンドって呼んでくれよ、ほんとどうでもいいから…笑…セフだって同意するさ…笑…」

週末は、わたしはそれほどの愛を感じなかった…わたしは自分が出来る限りのすべてを与え、励まそう、わたしのボロボロになった肉体が可能な限りの愛情を与えよう、話を聴いてくれる耳と泣き崩れる肩と、背中を叩く優しい手、ただ頼れる姉妹を必要としているみんなのためにそこにいよう、としたの…。愛に囲まれれば、見えないけど事は起き、人間関係がつくられる…壁は壊れ…恐怖は打ち消され…希望が生まれ…奇跡が起きる…わたしはそれを目の当たりにしたし、自分の人生においてそれを感じたの…

この力強い愛すべてにありがとう…わたしたちに会いに来てくれてありがとう…来れなくても心で繋がってわたしたちを